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2015年4月 3日 (金)

昨年読んだ本

一昨年に比べて少ないです。
まあ、色々ありましたから。

2014年の読書メーター
読んだ本の数:29冊
読んだページ数:9636ページ
ナイス数:281ナイス

家日和 (集英社文庫)家日和 (集英社文庫)
読了日:12月26日 著者:奥田英朗
マスカレード・イブ (集英社文庫)マスカレード・イブ (集英社文庫)
読了日:12月26日 著者:東野圭吾
平凡平凡感想
過去を振り返って、あの時別の選択をしていたら、自分には別の人生があったのではないか?という思いにとらわれた人々を描く短編集。平凡であることに飽きたり、満たされない毎日を過去の選択のせいにしたり…。どうあれ、その選択の上に積み重ねた日々があって今があるのだ。今を見つめて新たに積み重ねることの大切さに気付けばきっと光が見えるだろう。
読了日:11月28日 著者:角田光代
紙の月紙の月感想
「お金は人を狂わせる」ということを読んでいるうちにじわじわと感じる。確かに高級店で買い物や食事をした時に優越感や爽快感を味わうことがある。ここに登場する人々は、その快感を忘れられず、買い物を繰り返す。支出が収入を超えてもやめられない。その先に何が待っているのか…。何を得、何を失うのか。また、お金で人の心は買えたと錯覚するが決してそうではない。若い愛人は縛り付けられる苦しさから気持ちが離れ、娘は心が歪んでいく。お金はあれば安心だけれど、扱い方を間違うと悲惨な結果を生むものなのだ。
読了日:11月27日 著者:角田光代
自分でつくるセーフティネット~生存戦略としてのIT入門~自分でつくるセーフティネット~生存戦略としてのIT入門~感想
なんとなくわかる部分もあるけど、心から納得出来ない。あんまり得るところのない内容だった。
読了日:11月25日 著者:佐々木俊尚
マスカレード・ホテルマスカレード・ホテル
読了日:10月14日 著者:東野圭吾
太陽の坐る場所 (文春文庫)太陽の坐る場所 (文春文庫)感想
一度読んだことがあったけれど、映画化すると知り「どんな内容だったっけ?」とちっとも思い出せず再読。本だと読者をミスリードし、後半になるにつれいろんなことが見えてくるのだけど、映画でそれを表現出来るのか?と思った。最後の二人のやりとりは私には納得出来かねる。彼女の作品は好きだけど、これは共感出来なかったかな。そもそも辻村氏の描く中・高生は利発で、物事を深く考えているのが感心する反面違和感もある。とはいえ、やっぱり読んじゃうんだけどね。
読了日:10月6日 著者:辻村深月
サクラ咲く (光文社文庫)サクラ咲く (光文社文庫)
読了日:9月10日 著者:辻村深月
天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)感想
ついに完結目先の欲にとらわれず、安易な道を選ばず、たとえいばらの道が予測出来ても、心星を目指し直向きに生きていくことの尊さを学んだ気がします。最後はちょっと上手く行き過ぎな感じもなくはないけど、それも誰にも恥じない生き方をしてきたからこその結果だと納得出来ます。強く優しく気高く…生きているかなと自分に問いかけています。
読了日:9月1日 著者:高田郁
花の鎖花の鎖
読了日:8月27日 著者:湊かなえ
水底フェスタ (文春文庫)水底フェスタ (文春文庫)感想
カッコよくて頭がよくて、家柄もよい恵まれた男子高校生が主人公。最初は彼は聡明だしと安心して読んでいたが、どんどん飛んでもないことに巻き込まれていく。次々と明らかになる驚くべき真実。閉鎖的な村の非常識な常識に守られていただけの彼。最後に一筋の光明が見られるかと思ったが、彼の選んだ道はその前途の多難さを想像させる終わりになっている。だから後味は決して良くない。けれど、読んでいて面白かったし、色んな問題提起がされている良い作品だったと思う。
読了日:8月19日 著者:辻村深月
正義のセ 3正義のセ 3感想
2巻の続き。2巻が面白かったので、そのまま一気に読んだ。が、そんな終わり方ですか~っていうね。悪くはないけど、2巻読み終わりのドキドキ感返してほしいかも。
読了日:8月15日 著者:阿川佐和子
正義のセ 2正義のセ 2感想
1巻はそれほどでもなかったが、2巻はなかなか面白かった。結末が知りたくてどんどん読み進んだ。「これ結末どうなるの?」と思ったら、まさかの3巻に続くって…。 即読みましたよ。
読了日:8月15日 著者:阿川佐和子
コロボックル絵物語 (Colobockle Picture Book)コロボックル絵物語 (Colobockle Picture Book)感想
まだ序章といった感じ。コロボックルって聞いたことがあるようなないような。自分の子供が小さい時に読んであげたかったなぁ。そうしてやれなかったことが残念に思える本。
読了日:6月16日 著者:有川浩,村上勉
64(ロクヨン)64(ロクヨン)感想
読み始めは暗いし警察組織の複雑な権力構造が書かれていて、読みにくかった。しかし、後半はさまざまな伏線が繋がりはじめ、どんどん読み進んだ。警務部と刑事部の対立、広報部と記者の駆け引き、主人公三上の思いとは全く違う方向に進む。その中で自身が何をするべきか、試行錯誤しながらも自らの役割を全うする覚悟を決め奔走する。組織の中にいれば、したくないこともしないといけないし、悪者にされても耐え忍ばねばならない。仕事をするって大変だなぁ。せめて、家庭は安らぐ場であるよう努力しなければ。
読了日:6月13日 著者:横山秀夫
美雪晴れ―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)美雪晴れ―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)感想
読むたび、適当に食事を作っているわが身を反省させられます。 「食は、人の天なり」命を繋ぐ最も大切なもの。自分の料理の腕前に驕ることなく、欲を出さず、一つ道を進む澪の生き方に頭が下がる思いです。
読了日:6月2日 著者:高田郁
首折り男のための協奏曲首折り男のための協奏曲感想
別々に書かれた短編に加筆して、ゆるーい繋がりを持たせた短編集。もう少し、がっつり繋がっていた方が面白かったんじゃないかと思わなくもない。が、もともと別のものなのだから、あまり無理やり繋がりを持たせるよりこれくらいが適度だったのかな。それに、読者にもしかしたら見逃した繋がりがあるんじゃなかろうかと、もう一度ページを繰らせる狙いがあったのかも。いやそれは穿ちすぎかな。「月曜日から逃げろ」の書き方は面白い。こういうのはやり過ぎるとがっかりさせられるが、井坂氏の書き方は程よくてスマートだ。
読了日:5月15日 著者:伊坂幸太郎
春、戻る春、戻る感想
12歳年下の兄が現れるということで、読者をひきつける。字数が少ないので読みやすく、お兄ちゃんの発想が面白くて、どんどん読み進む。読み終えてほんわかした気持ちになる。 ただ、年齢を重ねて、恥ずかしい思いや挫折など沢山経験してどうにか乗り越えた身としては、若者向きの内容だったかなとちょっと思う。 でも、悪いというわけではなく、優しい気持ちになれる本であることは間違いない。
読了日:5月8日 著者:瀬尾まいこ
かないくん (ほぼにちの絵本)かないくん (ほぼにちの絵本)感想
谷川俊太郎の文と松本大洋の絵がマッチしている。絵本だけれどかなり哲学的。。「そんなに長い間生きてきても まだ分からないことも知らないこともあるなんて素敵」という言葉がすてき。すぐに読める絵本なのに、考えさせられる深い内容。素晴らしい。
読了日:4月24日 著者:谷川俊太郎
ペテロの葬列ペテロの葬列
読了日:4月12日 著者:宮部みゆき
まほろ駅前狂騒曲まほろ駅前狂騒曲
読了日:4月7日 著者:三浦しをん
天切り松 闇がたり〈第1巻〉闇の花道天切り松 闇がたり〈第1巻〉闇の花道
読了日:3月20日 著者:浅田次郎
いつまでもショパン (『このミス』大賞シリーズ)いつまでもショパン (『このミス』大賞シリーズ)
読了日:3月15日 著者:中山七里
ユリゴコロユリゴコロ感想
手紙の内容は悍ましい限りだけれど、先が気になり一気に読んでしまった。とはいえ、若干先が読める。しかし、それが残念なようで、実はまったく先が読めないより、読者としてはより入り込みやすいように思う。 終始暗い雰囲気だけれど、最後に残された若者二人に明るい未来が垣間見れて救われた気がする。
読了日:2月20日 著者:沼田まほかる
雪月花黙示録 (単行本)雪月花黙示録 (単行本)感想
読み始めは少女漫画かという感じ。読むほどにこれはアニメ化したら面白いかも、実写化だったら誰が相応しいのかなどと楽しみながら読みました。途中案外軽そうで深い?とも思いました。が、最後がいけません。著者は何がしたかったのか、何を言いたかったのか?読後はがっかり感でいっぱいになりました。
読了日:2月11日 著者:恩田陸
鍵のない夢を見る鍵のない夢を見る
読了日:2月6日 著者:辻村深月
泣き童子 三島屋変調百物語参之続泣き童子 三島屋変調百物語参之続
読了日:1月31日 著者:宮部みゆき
震える岩―霊験お初捕物控震える岩―霊験お初捕物控
読了日:1月22日 著者:宮部みゆき
あんじゅう―三島屋変調百物語事続あんじゅう―三島屋変調百物語事続
読了日:1月16日 著者:宮部みゆき

読書メーター

2014年1月27日 (月)

昨年読んだ本

Facebookに読書メーターというのがある。
読んだ本を登録すれば、記録してくれる上、読んだページ数をグラフにして
くれたり、どの作家のを読んだか傾向を示してくれる。
同じ本を読んだ人の感想を読むこともできる。
で、昨年読んだ本をまとめてもくれるので、ちょっとご紹介。
ソロロス症候群脱出に一役かってくれたのは、『凍花』だった。
単純な文章、そこそこ面白い筋、それほど深くもない内容。
と、書くとつまらなそうだけど、肩の力を抜いて読める本だった。
ちなみに、中居さんはこれを読んで長女があまりにもかわいそうで
読後もときどき思い出して切なくなったとか。
それで読んでみたのだけどねbleah

雀蜂 (角川ホラー文庫)
こういう妄想モノや多重人格モノは最後まで読んだ時間を返せと言いたくなる。
どんでん返しのつもりかも知れないが、騙された気がする。
読了日:12月20日 著者:貴志祐介

凍花凍花感想
難しい表現もなく読みやすい上、先が知りたくてどんどん読み進むので、あっさりと読み終えました。 失敗や欠点だらけの人間から見れば、なんでも完璧にこなすことが出来る能力があるなんて羨ましい限りだけど。完璧でなくてもいい、完璧なんて不自然なことだと誰かが教えてあげられたらよかったのに。 母親の対処の仕方が間違っていたと思う。ネガティブなことを文章に書けば、どんどん悪い方向に考えていくものだ。 長女の性格よりも、きちんと娘に向き合わなかった親のせいで事件が起きたといっても過言ではない。
読了日:12月1日 著者:斉木香津

誰か ----Somebody誰か ----Somebody
読了日:11月30日 著者:宮部みゆき
ソロモンの偽証 第III部 法廷ソロモンの偽証 第III部 法廷
読了日:11月13日 著者:宮部みゆき
ソロモンの偽証 第II部 決意ソロモンの偽証 第II部 決意
読了日:11月8日 著者:宮部みゆき
ソロモンの偽証 第I部 事件ソロモンの偽証 第I部 事件
読了日:11月6日 著者:宮部みゆき
ホテルローヤルホテルローヤル感想
ホテルローヤルが廃墟になった頃から建設計画時期まで遡り、その間様々な形でこのホテルに関わった人たちの生き方が書かれている。経済的に貧しい人、心が貧しい人、それぞれが納得行かない人生を生きているのだが、全体に流されて生きている感があってもどかしく感じた。 日々悶々と生活しながら、そこから逃げるか開き直るかしかできない人々。その心のあやを上手く描いているとして賞をとれたのだろうか? 唯一「星を見ていた」の最後でほんの小さな光を感じてほっとした。 でも、暗くて寂しくて、私はあまり好きではない作品。
読了日:10月28日 著者:桜木紫乃

夢幻花(むげんばな)夢幻花(むげんばな)感想
様々な伏線が最後にはきちんとまとまる。まるでパズルがぴったりとはまるように。 すっきりとした読後感はさすが東野圭吾と思わせてくれる。 登場人物それぞれの悩みなどすみずみまできめ細やかに描かれていることにも感心した。
読了日:10月18日 著者:東野圭吾
教場教場
読了日:10月4日 著者:長岡弘樹
シューマンの指 (100周年書き下ろし)シューマンの指 (100周年書き下ろし)感想
前半のシューマン論議にはうんざりで、何度も挫折しかかりました。 最初の指を切断したはずのピアニストが復活というつかみの落としどころが知りたくて我慢して読んだという感じ。 後半になってようやく事件が起きて、結末までは一気に読めました。 最後のどんでん返しには驚かされましたが、前半いらいらさせられた分を 取り戻すほどではありませんでした。
読了日:10月1日 著者:奥泉光
死神の精度死神の精度感想
クールな死神が客観的に人間を観察し発する言葉には、人間て面倒くさいけど、愛すべき生き物だと思わせるものがある。 短編のようでいて、一話と最終話がリンクするところが良い。 死には暗いイメージが付きまとうが、最終話が爽やかで後味が良い。
読了日:9月12日 著者:伊坂幸太郎
残月 みおつくし料理帖 (ハルキ文庫)残月 みおつくし料理帖 (ハルキ文庫)感想
あまりにも悲しい前作の終わり方。続きを待ち望んでいました。悲しみの中にありながら、それぞれが前向きに歩きはじめたことにホッとします。 美味しいものを食べてもらいたい、そのための手間は惜しまない澪の姿勢に手抜き主婦は大いに反省させられます。 心優しく穏やかな澪が友のために高い志を持って精進する姿には毎回感動します。
読了日:9月4日 著者:高田郁

島はぼくらと島はぼくらと
読了日:8月28日 著者:辻村深月,五十嵐大介
和菓子のアン和菓子のアン感想
和菓子の奥深さを改めて知った。一つ一つのお菓子の由来、込められた思いなど考えもせずに食べていたが、こういう知識があれば、楽しく味わいながら食べられる気がする。みつ屋の店員はみんなプロフェッショナルだ。自分のお店の商品に自信を持っていて、知識も豊富。ただ売るだけでなく、お客様の気持ちを考えて失礼のない接客を心がけている。アンちゃんもアルバイトだからと手を抜かず、一生懸命な姿勢に好感が持てる。
読了日:8月23日 著者:坂木司
正義のセ正義のセ感想
さすが阿川さん、面白く読ませてもらった。真っ直ぐで不器用で融通が利かない主人公凛々子。色々失敗もあるし、理不尽なこともあるけれど、一生懸命な生き方に好感がもてる。
読了日:8月9日 著者:阿川佐和子
震える牛震える牛感想
フィクションとはいえモデルがはっきりわかる。あの店の自社製品大丈夫なのか?今までの食生活を思い浮かべ、空恐ろしくなった。加工食品は買わないようにしよう、外食は控えようと考えた。犯人の自供ですべてが明らかになるのかと思えば、圧力がかかり、真相が闇に葬られそうになる。福島原発のときも感じたが、今までもこれからも、こんな風に国民は真相を知らされず、命の危険にさらされ続けるのだろうか?
読了日:8月2日 著者:相場英雄
激流激流感想
現在放送中のドラマを観て、結末を知りたいと原作を読んだ。始まりはなかなか興味を引く書き方だが、如何せん長い。四人の人物それぞれの立場で謎を解いていきながら、彼らが今までどんな人生を送り、今どういう生き方をしているかも描かれている。それぞれの人生はなかなか面白く読めたが、謎解きは重複する部分が多すぎると感じた。しかも結末がいただけない。
読了日:7月24日 著者:柴田よしき

アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア)アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア)
読了日:7月19日 著者:伊坂幸太郎
東京ホタル東京ホタル
読了日:7月12日 著者:小路幸也,原田マハ,中村航,小松エメル,穂高明
舟を編む舟を編む
読了日:7月5日 著者:三浦しをん
真夏の方程式真夏の方程式
読了日:7月2日 著者:東野圭吾
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)
読了日:6月22日 著者:辻村深月
冷たい校舎の時は止まる  (下) (講談社ノベルス)冷たい校舎の時は止まる  (下) (講談社ノベルス)
読了日:6月13日 著者:辻村深月
冷たい校舎の時は止まる (中) (講談社ノベルズ)冷たい校舎の時は止まる (中) (講談社ノベルズ)
読了日:6月13日 著者:辻村深月
冷たい校舎の時は止まる (上) (講談社ノベルズ)冷たい校舎の時は止まる (上) (講談社ノベルズ)
読了日:6月13日 著者:辻村深月
まほろ駅前番外地まほろ駅前番外地
読了日:6月11日 著者:三浦しをん
いちばん長い夜にいちばん長い夜に
読了日:6月4日 著者:乃南アサ
バイバイ、ブラックバードバイバイ、ブラックバード
読了日:5月30日 著者:伊坂幸太郎
片想い片想い
読了日:5月28日 著者:東野圭吾
女王様と私女王様と私感想
途中までは面白くて引き込まれる。が、後半に入って「うん?何を読まされてるんだろう」と…。ま、信じて最後まで読んだが、後味がよろしくない。歌野氏は面白いが最後に裏切られた感がある作品が多い気がする。
読了日:5月21日 著者:歌野晶午
【バーゲンブック】 幻色江戸ごよみ【バーゲンブック】 幻色江戸ごよみ
読了日:5月14日 著者:宮部みゆき
ジェシカが駆け抜けた七年間について (ミステリー・リーグ)ジェシカが駆け抜けた七年間について (ミステリー・リーグ)
読了日:5月5日 著者:歌野晶午
桜ほうさら桜ほうさら
読了日:4月12日 著者:宮部みゆき
夏天の虹―みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 (時代小説文庫))夏天の虹―みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 (時代小説文庫))
読了日:3月22日 著者:高田郁
心星ひとつ みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 時代小説文庫)心星ひとつ みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 時代小説文庫)
読了日:3月18日 著者:高田郁
小夜しぐれ (みをつくし料理帖)小夜しぐれ (みをつくし料理帖)
読了日:3月17日 著者:高田郁
今朝の春―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-4 時代小説文庫)今朝の春―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-4 時代小説文庫)
読了日:3月13日 著者:高田郁
想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)
読了日:3月10日 著者:高田郁
花散らしの雨 みをつくし料理帖花散らしの雨 みをつくし料理帖
読了日:3月8日 著者:高田郁
ガラス張りの誘拐 (角川文庫)ガラス張りの誘拐 (角川文庫)
読了日:3月5日 著者:歌野晶午
八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)
読了日:3月4日 著者:高田郁
BAD KIDS バッド キッズ (集英社文庫)BAD KIDS バッド キッズ (集英社文庫)
読了日:2月21日 著者:村山由佳
模倣の殺意 (創元推理文庫)模倣の殺意 (創元推理文庫)感想
帯の「これはすごい!」とか「騙されずに見破れますか?」などの言葉につられて購入。最初は面白かったが、途中で見破れたし…。第四部で「ここで一度本を閉じて、結末を予想してみてください」と書いてあったが、そこまでもったいぶるほどのものじゃない気がした。悪くはないけど、期待したほどでもなかった。
読了日:2月18日 著者:中町信
風葬の教室 (河出文庫―BUNGEI Collection)風葬の教室 (河出文庫―BUNGEI Collection)
読了日:2月15日 著者:山田詠美
野生の風 WILD WIND (集英社文庫)野生の風 WILD WIND (集英社文庫)
読了日:2月12日 著者:村山由佳
もう一度デジャ・ヴ (集英社文庫)もう一度デジャ・ヴ (集英社文庫)
読了日:2月8日 著者:村山由佳
新装版 長い家の殺人 (講談社文庫)新装版 長い家の殺人 (講談社文庫)
読了日:2月3日 著者:歌野晶午
私服だらけの中居正広増刊号~輝いて~Part3私服だらけの中居正広増刊号~輝いて~Part3
読了日:2月2日 著者:中居正広
ほかならぬ人へ (祥伝社文庫)ほかならぬ人へ (祥伝社文庫)
読了日:1月30日 著者:白石一文
MISSING (双葉文庫)MISSING (双葉文庫)
読了日:1月23日 著者:本多孝好
ALONE TOGETHER (双葉文庫)ALONE TOGETHER (双葉文庫)
読了日:1月9日 著者:本多孝好
迷路 (徳間文庫)迷路 (徳間文庫)
読了日:1月3日 著者:清水一行
壁の目 新・文学賞殺人事件 (集英社文庫)壁の目 新・文学賞殺人事件 (集英社文庫)
読了日:1月3日 著者:森村誠一

読書メーター

2011年7月13日 (水)

偉そうですみませんm(__)m

 先日、テレビで勝間和代さんが、速読について話しておられた。まず、最初に筆者が何を伝えたいか、大まかに理解する。それから読むと早く読めるとか。そもそも、本にするにはある程度字数が必要なので、伝えたいこと以外の付け加え部分は飛ばせばよいと。
「そうそう、水増しというと変だけど、付け足しが結構あるよね」とタモリさん。言葉は少し違うかもしれないけど、大体のニュアンスはこんな感じだったと思う。
 それと、「面白くなければ、読むのをやめればいいんです」「それがなかなか出来ないんだよね」というやりとりにも、確かにそうだねと大いに納得した。

 最近読んだ本がまさしくこれに当てはまるのだ。
『断捨離のすすめ』
内容は悪くない。ものに執着せず、身の回りをすっきりさせれば、気分も違うし、能率も上がる。ものがないと、掃除もしやすいので、いつもきれいにしていられる。高かったからと、必要のないものを置いておかない。痩せたら着ようと思って置いている服は、ほとんど着る機会がない。よしんば、着られる体型になっても、デザインがその時代に合っていないことがほとんどだ。過去や未来にとらわれず、今必要かどうかで判断せよ。等々、よーくわかってはいるけど、出来ない数々のことが書いてある。

 もともとわかってはいることなので、最初の何ページかは納得し、実行しなければと思う。しかし、その後いくら読み進んでも、新たな発見がない。文章よりもわかりづらい図が出ていて、何のためにこの図を載せてるのかしら?と疑問に思った。読んでも読んでも同じことの繰り返し。一度見たのとどこが違うのかと思うような図がまた出てくる。

 読み始めは、「これを読み終えたら断捨離するぞ」とやる気満々だった気持ちが、だんだん萎えてくる。後半、「私はごみ入れとバケツを兼用している」というのを読んで、そこまでしなくていいんじゃない?と思う。
不要なものがあった場所を家賃に換算して、無駄なことをしていたというのは、こじつけに思える。
「私は百貨店を自分の洋服ダンスだと思っている。必要になった時は買えばいい」との表現には、金持ちの発想だねと、白ける。

 余計なお金を使わないために、いずれいるかもしれないと思ってものをとっておくのは、そんなに悪いことではないはずだ。

 どれが必要で、どれが必要でないかの判断は難しい。が、人それぞれの生活によって違うわけで、お金がいくらでもある人と同じように出来るもんかい。と、最後にはつまらん本を読んでしまったと後悔までした。

 これ以上読んでも得るものはないなと、思い切って読むのをやめればよかったな。

『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら』
 話題の本だし、一応読んでおこうと思い読み始めた。
野球部の活動を、マネジメントに置き換えて、数々の工夫をしていくという発想は良いのかもしれない。しかし、文章がよろしくない。私ごときが、プロの物書きの文章に文句をつけるのは、おこがましいのだけど、どうにも読んでいて、もうちょっとうまく書けんのかいと思ってしまって…。本当なら、この先どうなるの?と興味津々で読み進むところだろうけど、途中で読む気が失せてしまった。それでも、読み始めたからには最後まで読まないとと思ったがために、ちっとも読み進まず、次に読んでみたい本も読めない。
勝間さんの言葉ですっぱり読むのをやめた。

 余談ではあるが、「もしドラ」の映画宣伝のため、主役の女性(名前を書くとアクセスがすごいことになるので、あえて書かない)が、中居君の番組に出ていた時のこと。
 ファン以外はあまり知らないけど、意外と読書家の中居君が、「読んだよ」と言った。えっ?と一瞬思ったが、「『リーダーとは』とか書いてあるんだよ」との言葉に、「もしドラ」じゃなく、ドラッカーの本を読んだのねと理解した。彼が読んだのが「もしドラ」でなくてよかったなぁと、ほっとすると同時に、「さすが、中居さんだわ~」と見直した。

2009年6月25日 (木)

おそろし等々

 前に本について書いたのは、『夢をかなえるゾウ』だった。それ以来、読んだ本が
どうも良くも悪くもなく、深い感銘を受けるものがなかったので、書かなかったが、
漸く読んでよかったと思う本に出会ったので紹介しようかなという気になった。
しかし、そのほかの本も折角読んだので少し書くことにする。
そんなついで感丸出しの後で、タイトルをあげるのはちと申し訳なくもあるが
人それぞれ好みがあるということで、ご容赦願おう。

 まず、映画「おくりびと」の影響で読んだ『おくりびとが流した涙』
なぜ『納棺師日記』にしなかったのか?わかりません。ただの天邪鬼だからかも。
これも納棺師が書いた本で、非常に美しい言葉で亡くなった方への敬意を忘れずに、
書いておられる。その姿勢は素晴らしい。しかし、そのせいで、上手くまとまり過ぎ、
面白さに欠ける。ま、こういう題材に面白さを求めるのは不謹慎かも知れないけど。

 友人に薦められた『ツチヤの口車』
確かに面白い。こんな女子大の教授がいたら楽しいだろう。かなりの人気者では?と
思ったけど、ご本人は学生に尊敬などされることもなく、教授たちにはお荷物扱いを
受け、助手にはお茶も入れてもらえないと書いている。ただ、この方の言うことは
どこまで本当かウソかわからないので、鵜呑みにしてはいけない気がする。
ユーモアが過ぎるというか、冗談がくどすぎて引いたところもありcoldsweats01

 このミス作家人気一位という帯に惹かれて買った『向日葵の咲かない夏』
こういうのをホラーミステリーというらしい。私はどうも苦手。
そうは言っても、読み始めるとその先が知りたくて、どんどん読み進む。
ということは、人をひきつけるものがあるということか?でも、後味が悪い。

 図書館に予約し、やっと順番が回ってきた二冊。
宮部みゆきの『楽園』と東野圭吾の『ダイイング・アイ』
『楽園』は『模倣犯』の続編風。同じルポライターが登場するのだけど、『模倣犯』も
あまり好きではなかったし、今回も私の好みではなかった。
『ダイイング・アイ』は色んな面で、無理な設定だった気がする。
最後まで読んで「えぇー、だから何?ピンと来ないよ~」と思った。

 また図書館から連絡を受け借りたのが、あさのあつこの『待ってる 橘屋草子
これは良かった。ついに気に入る本に出会ったと思えた。
短編集かと思ったが、それぞれの物語の登場人物は全て江戸の料理茶屋
「橘屋」に縁がある人々。貧しさゆえに、つらい経験をした人々。
 その人たちに道を見出させるキーパーソン的な存在の仲居頭のお多代。
凛としてカッコいい。彼女には何でもお見通しだ。手取り足取り教えるのではなく
自分で考えさせる。人を育てるのが上手だ。こういう上司がなかなかおらんのだよ。
色っぽくて、男性から見ると良い女なのだが、決して女を武器にしない。
厳しいが厳しさの中に思いやりが見え隠れする。
しっとりとした優しさに包まれる、良質のお話を読ませてもらった気がした。

 その後また予約の本が。宮部みゆきの『おそろし 三島屋変調百物語事始』
『待ってる…』と同じ江戸ものではあるが、系統は全く違う。
読み始めた瞬間、やっぱり宮部はすごい!と思わずにいられなかった。
誰の心にも棲む魔物というか、醜い部分を実にうまく表現している。
そして、そのせいで、亡者を作り出したり、呼び込んでしまった人々。
だけど、決してそれを悪いとは言わず、救いがある書き方をしている。
それにしても亡者が出て来るわけだから、一つ一つのお話がとにかく怖い。

 夫が午後から出張に行って、一人きりの夜に読んだものだから、電気を消した後
少しの物音にもびくびくしてしまったよcoldsweats02
おまけに私の前に借りた人のものかどうか知らないが、わけのわからない
中途半端な長さの髪の毛が挟まっていて、気味の悪いことといったらなかったshock
たまに借りた本にお菓子のかすが挟まっていて、気分が悪くなることがあるが、
髪の毛よりはましな気がしてきた。ともあれ、借りた本は大事に取り扱いましょう。

2009年2月11日 (水)

ガネーシャの課題と友との別れ

 引越しの準備をする際、本の処理が結構面倒くさかった記憶があるので、
出来るだけ本は購入せず、図書館で借りることにしている。
 しかし、話題の本となると予約が殺到し、酷いのは二百人待ちなどがある。
私の手元には忘れた頃に届くのだろうけど、すぐに読もうと、遅れようと
余程旬な話題を取り扱っていない限り、本の価値に変わりはなかろうと
気長に待つ事にしている。

 そして先日、図書館から「予約の本がご用意出来ました」と連絡があった。
一体どの本が?と思ったら、『夢をかなえるゾウ』だった。

 インドのガネーシャという神様が、自分を変えたいと願いながら出来ずにいる
サラリーマンに様々な課題を与えて実行させるというもの。
自己啓発本といってよいのだろうか?
何故か関西弁を喋り、行動は俗っぽく、胡散臭いことこの上ない神様ではある。
その言葉は、主人公に対しては押し付けがましく、恩着せがましいが、
読者の側からすると実に受け入れやすい。
 彼の課題はしごく簡単で当たり前のようでいて、よーくわが身を振り返れば、
実行出来ていないことが多い。自分が日頃からどれほど楽に流されているか
反省もさせられる。

 全く話は変わるが、東京に単身赴任で来ていた学生時代の友人が
京都に帰ることになった。それと入れ替わりに別の友人が東京に単身赴任になった
ということで、歓送迎会が催された。
 幹事さんは、いつものお方。学生時代のサークル仲間が、関西でも飲み会を
しているのだが、東京の方が毎回盛会なのは、この幹事さんのおかげでもある。
 今月、この方の奥様を含む女性四人で、旅行をすることになっているのだが、
全ての手配をこの方がして下さっている。
何と、当日の切符、宿泊予定のホテルのパンフ、近隣の観光スポットの資料とともに
この方が作成した予定表まで、この日持ってきてくれたのだ。
 その予定表に、駅に着いたら「コインロッカーに荷物を預ける(改札の外)」と
書いてあるのを読んで痺れたね。そこまで細かく考えてくれたんだぁと感嘆の思い。

 そこで思い出したのが、ガネーシャの教えの一つ。
主人公はガネーシャを富士急ハイランドに連れて行くために、緻密なスケジュールを
立てさせられる。それに不満を感じていると、この神様はこんな例を出すのだ。

 ツール・ド・フランスで七連覇したランス・アームストロング。
彼が本当にすごいのは、準備の周到さ。レースが始まる前に、全長3400キロの
コースの風向き、天候、気温、考えられる限りの組み合わせを完璧に調べる。
そういう要素が、当日に走りにどんな影響を与えるのか、ありとあらゆる
シュミレーションをする。その綿密さは他より圧倒的にすごい。

 だからこそ、七連覇という偉業を成し遂げたのだろう。
妻とその友達の旅行計画をここまで綿密に立ててくれる人は、
きっと仕事の面では、もっと事前に周到な準備をするのだろうな。

 京都に帰る友人が、会社近くのタバコ屋のおばあさんと仲良くなり、餞別に
煙草をもらった話をしていた。その中で、朝は早めに出社し、掃除をした後、
煙草を買い、おばあさんが店の前に出している灰皿のそばで煙草を吸うのが
日課になっているというのを聞いて、またガネーシャのことを思い出す。

 松下幸之助は、誰よりも早く会社に行って、仕事をする前にトイレ掃除をしていた。

 友人の場合、トイレ掃除とは言わなかったが、年齢的に会社では、上の立場で
あるに違いないのに、早めに行って掃除をするという行為に感心させられた。
 この人も休みの日には計画を立てて、色々な場所に出かけていると話していた。
そういえば、「寝る前に布団に入って、『あー幸せ~』と声に出して言うんや」と
言ってたことがあった。
これもガネーシャの教えの「その日頑張れた自分をホメる」とか、「毎日、感謝する」に
該当するんじゃないかな。「会った人を笑わせる」もこの人の場合は当てはまるなぁ。

 考えてみたら、ガネーシャは随分と身近にいたのかも知れない。
面白可笑しい彼の話を笑って聞きながら、見習わなきゃ思うことが多々あった。
実に魅力的な人物であったと改めて思う。
これから彼と会う機会がなくなるのは極めて寂しいことである。
「お元気で」などと言わなくても、どこに行っても元気いっぱいで場の空気を
自分色に変えて行くのだろうと思う。

煙草の吸いすぎとお酒の飲みすぎには気をつけるんだぜぇ、ムラちゃん!

追記:ガネーシャの名言集
 靴をみがく
 コンビニでお釣りを募金する
 食事を腹八分におさえる
 人が欲しがっているものを先取りする
 会った人を笑わせる
 トイレ掃除をする
 まっすぐ帰宅する
 その日頑張れた自分をホメる
 一日何かをやめてみる
 決めたことを続けるための環境を作る
 毎朝、全身鏡を見て身なりを整える
 自分が一番得意なことを人に聞く
 自分が苦手なことを人に聞く
 夢を楽しく想像する
 運が良いと口に出して言う
 ただでもらう
 明日の準備をする
 身近にいる一番大事な人を喜ばせる
 誰か一人のいいところを見つけてホメる
 人の長所を盗む
 求人情報誌を見る
 お参りに行く
 人気店に入り、人気の理由を観察する
 プレゼントをして驚かせる
 やらずに後悔していることを今日から始める
 サービスとして夢を語る
 人の成功をサポートする
 応募する
 毎日、感謝する

2008年5月 9日 (金)

里帰りⅢ(読書)

 里帰りでどこまで引っ張るねんと、お思いでしょうがcoldsweats01
新幹線で移動の間、ひたすら本を読んでました。不思議なことに山口までだと
途中で飽きがきたりして集中出来なくなるのですが、東京-神戸間は丁度良い時間で
行き帰りで、一冊ずつ読めました。

 行きは、息子の部屋からちょいとお借りした東野圭吾作“レイクサイド”
中学受験の勉強合宿のため、湖畔の別荘に泊り込んだ四組の親子。
そこで起きた殺人事件。わが子を有名中学に入れるという共通の目的のため、
協力し合ってきた親たちの奇妙な連帯感。異常ともいえる強い結びつきのわけは?

 割合早い段階で、犯人はわかったものの、動機や親たちの秘密がわからず。
筆者の策に翻弄され、全然違う方向に思いが行ってました。
引き込まれるし、一気に読んでしまったけど、何か物足りない感あり。

 そんな感想を持ちつつ、帰りは宮部みゆきの“スナーク狩り”
東野ファンには申し訳ないのですが、格の違いを感じました。
前にも、“眠りの森”の後、“名もなき毒”を読んで、同じような感想をもちました。

 これは私が女性だからということもあるのかも知れません。
とにかく、細部にまで行き届いた見事な表現力に舌を巻きました。
比喩表現が上手い。情景がよりわかりやすく伝わるだけでなく、
そう感じる登場人物の心理状況まで、察することが出来るのです。

 同じ時間に別々の場所で過ごす登場人物たちの、気持ちや行動がうまく
表現され、それぞれが徐々に絡み合ってくる流れの何とスムーズなことか。
事件が終わり、よくも悪くも生活が変わってしまった人々。
その中の一人に手紙を書かせることで、“スナーク狩り”の意味を語る。

 この展開の巧さと、伝えようとすることの深さに他の作家との違いを感じました。
ただ、結末は…。これでよかったのかな、やっぱり。
安易にハッピーエンドにするより、現実はこんなもんだよと。
その中で、この人たちは光を求めて頑張るであろうと。
そう教えてくれているのでしょう。

2008年4月 4日 (金)

良書との出会い

 最近、読む本に偏りが見えてきた。同じ人の本を読んでいると、飽きも来る。
(宮部みゆきは例外だけど) 新しい分野で何かないかと思っていた。そんな時、
私の一番若い友人に米原万里の『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』を薦められた。

 九歳から十四歳までプラハのソビエト学校に通っていた筆者が出会った
三人の友人の当時の思い出。
三十年後、激動の東欧で音信が途絶えた彼女たちを探し、今度は大人の目で
新たな真実を知るノンフィクション。

 実は私、世界の動きに全く興味がなく、従って、ソ連、東欧に起きたことは、
詳しくは何も知らない。
そんな私でも引き込まれるほど、わかりやすく興味を抱かせる文章に舌を巻く。
但し、さらさらとは読めない。一つ一つの文章をしっかり咀嚼しつつ読み進む。
そのうち自分の無知が恥ずかしくなる。
「平和ボケ日本」という言葉が頭をよぎる。何にも知らないで、のほほんと生きている。
何事も起こらないから、国家について何も考えず、愛国心も薄い。

 自分の世界は狭すぎる。今まで苦手分野だと感心を持たなかった事にも
挑戦してみるべきだなと思う。
で、今頃か?という感じだが、ペレストロイカについて簡単な資料を読んでいる。

 本というものは、その中に書いてあることだけでなく、そこから感じることによって、
見聞も広がり、自分も成長させてもらえるものだと、改めて思った。
そして、そういう本が良書というものなのだろう。

ところで、この本を薦めてくれた友人、なかなかやるなぁ。見直しましたよん。

やはり、色んな人とお付き合いしとくもんですね。

2007年9月23日 (日)

本に追われる

 二週間ほど前に、『字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ』という本を
図書館で借りた。うえちんが以前ミクシィで紹介していたもので、このタイトルに
日本語に少々うるさい(と自負している)私は興味をもったというわけ。
 ところが、この本を借りた直後に図書館から予約していた本の順番が来たので
来るようにと連絡が入った。それも二冊。

 阿川佐和子著『グダグダの種』と東野圭吾著『容疑者Xの献身』
後者は今頃かい!って感じでしょ。私もいつ予約したか忘れる位長く待たされた。
予約本だから延長が出来ない。何が何でも二週間以内に読まねばならぬ。
夫も東野圭吾が好きなので、先に読んでもらって、私は阿川さんのを読み始めた。

 これが一番最初の項は面白くて流石ねぇと思ったが、後がいまいちピンと来ない。
どうした?阿川女史。いや私の感覚が違ってきたのかなぁ。何だか読み進めない。

 もたもたしていたら、夫が読み終えたので先に『容疑者~』を読む。
これは一気に読めた。さすが、すごい、あったまいい。そうかそう来たかという感じ。
それにしても数学者や物理学者ってすごいね。
 ときどき「学校の教科で社会や国語は実際に世の中に出て役に立つけど、
数学は何の役にも立たない。あんなのするだけ無駄だ。」という人がいる。
私は数学が割合好きなので、猛烈に腹が立った。
 何言ってんだぁ。そんなのは数学が出来なかった人間の負け惜しみ的な
屁理屈に過ぎない。数学は論理的に物事を考えるのに役に立ってるんだ。
数学をしっかりやらなかったから、そんな短絡的な発想しか出来ないのよ貴方は!
と言ってやりたかった。角が立つからというより、多分理解してくれないと
思ったので言わなかった。
この本には数学を勉強する意味を 実に論理的に書いてあるところが嬉しかった。
でも、そんなところに注目して喜ぶ人はそう多くはないだろうけど^^;

 そんなこんなで明日は返却日。『グダグダ~』は三分の一ほど未読のまま返却。
『字幕屋~』は延長手続きをするつもり。ところが、また予約本が来たと連絡が…。
宮部みゆき著『名もなき毒』 『字幕屋~』は果たして読みきれるのか?

 職場からも今月中に目を通しておくようにと資料を渡されたが、全然読めてない。
最近、字が見えにくいので、文章を読むのが苦手になっている。
かろうじて読んでも、内容が頭に入ってこない。それなのに読書欲だけはあって
予約を次々とし、自分を追い詰めてしまっている私は数学人間とはほど遠いねぇ。