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2017年11月21日 (火)

名取裕子さんの朗読を聴く…後編

 コンサートの開場時間は18時。
整理券を持っている人は17時40分までに集合するように言われた。
島にカフェなどなく、隣の島もカフェはあっても15時か16時に閉まる。
時間をどうつぶそうかと思っていたが、Sさんが「うちでお茶でも」と
誘ってくれたので、遠慮なくお邪魔することにした。
Sさん宅は山の上にあって見晴らしがよく、この日は四国まで見えた。
景色を眺めたり、あれこれ話していたら、あっという間に時間が過ぎる。
時間通りに行くと、もう皆さん番号順に並んでいる。
「34番です」と言うと係の人が案内してくれた。
最初に並んでいたときに顔なじみになった方々が
「こっちよ」「遅かったねぇ」と口々に手招きしてくれる。
いつもは六人くらいずつ中に入るのに、今回は三人ずつ。
私が入った時、正面最前列と二列目はもう埋まっている。
例の二十人の人たちだろう。
三列目の正面が空いていたので、そこを占拠。

 サントリーホールアソシエイトの原武さんがまず挨拶をなさる。

Img_0426_1

 昨日書いたように端唄、長唄、常磐津を織り交ぜつつの朗読。
私も朗読をかじってはいるが、当然のことながら格が違う。レベルが違う。
朗読によっては、時々飽きたり、眠くなったりするものだが、
今回は話の内容にどんどん惹きこまれていく。

 朗読が終わり、お話を始めた名取さん。
一年前、原さんから朗読の依頼があり、気軽に引き受けたものの、
時の経つのは早く、やがてお尻に火がついちゃったと大慌てで
構成を考えられたそう。
 邦楽はただ聞いていると何を言っているかわからないけど、
意味を調べたらなかなか面白い。それを皆さんに知ってほしい。
というわけで、写真にある「なとちゃんのなんちゃって解説!」を作られたらしい。
上段には唄、下段にはわかりやすい解説。
「あなたもワクワクドキドキね」
「デレデレのびちゃって」
「プリプリしてると」
「ちょー性格わるいんだから」
等々、今風で親しみやすく書いている。

話しながら、「バスの最終便は大丈夫ですか」と気にされたのですが、
最前列の方が「私は大丈夫です」と応えられたようで、
「そんな個人的な…」と笑った後、「客席がこんなに近いとは思いませんでした」
とにかく、さばさばしていて、気さくな感じで、ますます好感をもった。

 また、唄と三味線を担当されたのは、名取さんのお三味線のお師匠さん。
この方は着物姿が自然で色っぽい。後ろから数歩前に歩くだけで
その所作の美しさにみんなが「ほぉ~」と魅了された。
「名取さんとお稽古していたおかげで、こんな貴重な経験をさせてもらい
とても感謝しています。」と。
私のようなガサツな人間は、逆立ちしても真似できない。
笛の担当の方はまだ若いので、着物はお師匠さんほどなじんでないが、
品のあるさわやかな人だった。

 素敵な三人の女性たち。
こんな田舎まで来て、完成度の高い唄や朗読を披露してくださったことに感謝。
気持ちの良い時間を過ごさせてもらった。

2017年11月20日 (月)

名取裕子さんの朗読を聴く…前編

 昨夜は、呉市下蒲刈にある蘭島閣美術館のギャラリーコンサートに行きました。
毎月第三土曜日に開催され、夫と私は会員になっていて、割安で入場出来、
音楽鑑賞と美術鑑賞の両方を楽しめるので、毎月楽しみにしています。
って、前に書いたことがあったっけ?
なにぶん、更新が久しぶり過ぎて忘れておりますcoldsweats01

 昨夜は女優の名取裕子さんが出演。
端唄、長唄、常磐津、三味線演奏などをはさみながらの朗読。
ギャラリーコンサートのためにご本人が書かれたお話だとか。

 有名女優の出演ということで、開場時間二時間前の午後四時に
整理券が配布されることになった。
ということは何時ごろから並べば良いのだろう?
下蒲刈で食事やお茶をするところがないかしら?
すると、夫が土日しか営業していないし「島そば」というのを
食べに行きたいと言う。
ところが10時から15時までしか営業していない。
「14時半頃に行けばいいじゃないか」
「えっ、じゃあ、15時くらいから並ぶの? その後どうするの?」
「それは考えてない。とにかく島そばが食べたい」
子供じゃないんだから。この人の頭には計画性というものがないのか?
まあ、なるようになるかと、夫の言うとおりにすることにした。
結局似た者夫婦なのかも。で、↓これが「島そば」

Img_0422_1

 最初そのまま食べて、それからレモンのしぼり汁を入れたり、
皮をすりおろしたのを入れたりして、自分の好きな味に調節するのだと、
いつ調べたのか、夫が偉そうに教えてくれる。
塩ラーメンにレモンって結構合うみたい。

 食後すぐに並びに行くと、まだ5~6人しか並んでいない。
こんなに早く並ぶ必要はなかったなあと思ったけれど、今更どこに行くことも出来ない。
そのうち少しずつ人が増えてきた。
夫がトイレに行きたいと、美術館の中にトイレを借りに入っていった。
戻ってきた夫は、「職員らしい人たちはみんな名取さんに気を取られて、
トイレを借りていいか訊こうにも、誰も俺に気づかんかった。」
「名取さんいたの?」
「俺が男性用のトイレに入るタイミングで、係の人に案内されて、
多目的トイレに入るところだった」
長い待ち時間で、並んでいる人とお友達状態になっていたので、
周りの人から、「あら、良いことしたね」「きれいだった?」とか「どんな服装?」とか
聞かれている。
「トイレに入る人をまじまじ見るわけにはいかないから…。あまり顔は見えなかった」
「ジャージみたいなラフな格好だった」と夫は応える。
この人は、よく知らないおばちゃんと仲良くなるのだ。
それにしても、中に入ったのが夫ではなくて不審者だったらどうするのか?と
ちらりと思ったが、その緩さがまた蒲刈らしい気もする。

 寒いし、人が多いのだから早めに配ってほしいとの人々の気持ちは伝わらず、
係員の一人がスマホで時間をみて、きっちり午後四時に配布が始まった。
一人目が終わってから、なかなか進まない。
どうやら、一人で20人分のチケットを購入し、整理券を手に入れた人がいたようで
「20人分もらった人がいる」という言葉が伝言ゲームのように、
行列の前から後ろに伝わっていく。
20人分のプログラムを手にした人の後ろ姿を皆が非難がましく見たりする。(怖っ!)
後で来た上蒲刈の友人Sさんからチケットを受け取って彼女たちの整理券も
代わりにもらおうとと思ったけど、その勇気が出なかった。
彼女も空気を読んでチケットを渡そうとしなかった。

 整理券をもらって駐車場に行く途中に、レモンやゆず、みかんなどが
割安で売られている。無人のところもあるが、人がいるところのほうが
安いし、形の良さそうなのをおばさんが選んでくれる。
ゆずを買ったら、「石地みかんがおいしいよ」と勧めてくる。
ま、一袋(6~7個入)100円だから買うか。
あ、柿もある。「柿、甘い?」と訊いてみる。
さっきまで、石地みかんがおいしいと連呼していたおばさん、
「うーん、柿はよくわからん」って急に勢いがなくなるしsmile
(あはは、おばさん正直すぎる~。買うのやめておこう)

長くなったので、続きはまた明日。

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