また観たの貝?
映画のポイントが溜まっていて、今のところ無料で六本位観られる状態。
これを使ってもう一度『私は貝になりたい』を観たいと思っていた。
今週で終了する映画館が多いので、ちょっと焦り気味だったけど、夫がちょうど今日
大阪への日帰り出張があり、帰宅が遅くなるという。これ幸いと観に行った。
最終週ともなると、一日に一回18時45分からしか上映していない。
プレミアスクリーンで通常料金での上映。観客数は私を入れて12名。
高校生くらいの男の子が一人。三十代後半くらいのカップルが一組。
私くらいの女性と娘さんらしい二人組。後は皆私と同世代か少し若いような女性が
一人で来ていた。
で、準備よくハンカチを握り締めて挑んだ二貝目の貝。
ほとんど毎日テレビで見ているもので、どうしても演技する中居さんに馴染めず、
ぎこちないような気がしてしまう。
これが後半になるにつれ、気にならなくなるから不思議。
今日もすすり泣きがあちこちで聞こえた。わたくしは…前ほどではないにしても
また泣いてしまった。面会の場面や、チェンジブロックから最後まではやっぱりね。
二貝目ともなると、小さなことが気になる。
仲間さんの台詞回しが何となくわざとらしくて自然な感じがしない。
房江は何ゆえ200人目の署名をしてもらった後に、幼子をおぶってあんな崖の
先まで歩いて行ったのか?
豊松がジープに乗せられ連れて行かれるとき、「あの、なぜ僕が…」と言う。
この『僕が』が何だかひっかかった。『自分が』『私が』の方がしっくり来るような。
石坂浩二氏は、製作発表のとき、中居さんを見習って僕も痩せますと言ってたけど
それほど痩せてないなぁとか。
二人の思い出の崖は、実は島根県のはず。つまり見えているのは日本海。
しかし、設定は四国。見えている海が違うけど、そこまでこだわる必要もないかとか。
この映画にミスチルの歌は合わないなとかね。
映画の出来としては、まあまあ程度で、もうちょっと違う持っていきようがあった
のではないかと思わなくもない。
しかし、前にも思ったが、このテーマを取り上げたことは評価できると思う。
娯楽に走り気味の最近の風潮の中で、これだけ重いテーマを持ってきた心意気は
賞賛に値する。そして、共演して下さった俳優さんたちに感謝。
「あ、この人も出てるんや」と、出ている人みんなに好感を持った単純なわたくし。
休憩時間に趣味の話で中居君と盛り上がったという石坂さん。
『白い影』以来、仲良しの上川さん。
一昨年の紅白で中居君にお世話になったので、彼のためには何でも協力すると
言って下さった鶴瓶師匠。
本気でと言われたので本気で殴ってしまいましたという六平さん。
一瞬の出演なのに「ぴったんこかんかん」で一生懸命宣伝してくれたピン子さん等々。
「あれだけ中居君が頑張ったんだから、絶対見るよ」と言っていた娘は
残念ながら見逃したらしい。「DVD観るよ」と言うけど、これは自宅で観るより
映画館で観る方がよい気がする。小さなテレビ画面では良さが伝わらないと思う。
なんにしても、中居君主演のおかげで、普段なら戦争映画を観ない人も大勢
観たであろうことはよかった。
逆に、「面白くなさそう」とか「ジャニタレが出てる映画なんて大したことないでしょ」と
初めから食わず嫌いで観てない人もいるみたい。そんな理由で観なかった人がいる
ことが残念で仕方ない。
それ程この映画から学ぶものは多い。観なかった人は損したねって思ってしまう。





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